【有馬記念2020予想】有馬記念2020の狙い目の馬はどの馬か?レースの本質を探ってみる!
有馬記念について狙い目の馬はどの馬なのかについてレースの本質を探ってみたいと思います。宜しければ、競馬予想の参考にして下さい。有馬記念は当たる当たらないは置いといて、予想の組み立て自体は非常にシンプルなので予想に全然時間はかかりません。コツを掴めば面白いほどに穴馬が浮かび上がってきます。それでは、有馬記念の狙い目の馬を探っていきたいと思います。有馬記念は基本的な考え方はいつも一緒なので予想自体は簡単です。
Contents
有馬記念の過去8年
年度 | 着順 | 馬番 | 馬名 |
2012 良 | 1 | 13 | ゴールドシップ |
2 | 6 | オーシャンブルー | |
3 | 9 | ルーラーシップ | |
2013 良 | 1 | 6 | オルフェーヴル |
2 | 4 | ウインバリアシオン | |
3 | 14 | ゴールドシップ | |
2014 良 | 1 | 4 | ジェンティルドンナ |
2 | 6 | トゥザワールド | |
3 | 14 | ゴールドシップ | |
2015 良 | 1 | 7 | ゴールドアクター |
2 | 9 | サウンズオブアース | |
3 | 11 | キタサンブラック | |
2016 良 | 1 | 11 | サトノダイヤモンド |
2 | 1 | キタサンブラック | |
3 | 2 | ゴールドアクター | |
2017 良 | 1 | 2 | キタサンブラック |
2 | 3 | クイーンズリング | |
3 | 10 | シュヴァルグラン | |
2018 稍重 | 1 | 8 | ブラストワンピース |
2 | 12 | レイデオロ | |
3 | 15 | シュヴァルグラン | |
2019 良 | 1 | 6 | リスグラシュー |
2 | 10 | サートゥルナーリア | |
3 | 7 | ワールドプレミア |
有馬記念2012の考察
この年の1着は、ゴールドシップでした。菊花賞(G1)からのローテーションだったので非根幹距離の3000mから非根幹距離の2500mへの距離短縮ショックだったことになりますね。有馬記念はとにかく蓄積疲労との戦いだと常々言っています。この馬は有馬記念が秋3戦目で、神戸新聞杯(G2)を1番人気1着、菊花賞(G1)を1番人気1着と蓄積疲労がそこまで多くなく古馬混合重賞が初と鮮度も抜群でしたので人気でも切りづらい状況だっと思います。強い相手向きのステイゴールド産駒なので人気が無いほうがいいのですが古馬混合重賞が初と鮮度もありましたし多頭数と摩擦も多かったのが良かったと思います。実際、この後有馬記念は3回挑戦していますが3着→3着→8着と勝てていません。如何に蓄積疲労と鮮度が重要かがここからも分かると思います。 実際、私もこの年以外、ゴールドシップを高く評価したことはありません。
次に、2着ですがこの年の2着はオーシャンブルーでした。この馬は金鯱賞(G2)からのローテーションだったので根幹距離の2000mから非根幹距離の2500mへの距離延長ショックになります。この馬も父がステイゴールド産駒で強い相手に燃えるタイプですね。この馬は有馬記念が秋4戦目と蓄積疲労が心配なように思えますが、大原S(1600万下)を1番人気1着、アルゼンチン共和国杯(G2)を5番人気5着、金鯱賞(G2)を6番人気1着と秋に一度もG1を使っていませんので致命的な蓄積疲労とは言えないです。前走の金鯱賞(G2)を6番人気1着なのでストレス面の心配がありますので馬体重は絞れてきた方が良いですし大幅に増えてきたら危険だと思いますが+2キロと許容できる範囲だったと思います。しかもこの馬も初のG1挑戦と鮮度がありました。強い相手に燃えるステイゴールド産駒の初のG1挑戦は鮮度もありますがそれ以上に集中力が増すというプラス面があります。
最後に、3着ですがこの年の3着はルーラーシップでした。この馬はジャパンC(G1)からのローテーションだったので根幹距離の2400mから非根幹距離の2500mへの距離延長ショックになります。この馬は父が疲労に弱いキングカメハメハです。有馬記念が秋3戦目で、天皇賞(秋)(G1)を2番人気3着、ジャパンC(G1)を2番人気3着と蓄積疲労がかなりあるので危険な人気馬と言えると思います。唯一の救いは秋2戦ともに人気より走っていないという点ですね。2戦ともに気持ち凡走しているという所が救いだと思いますが2戦ともG1を3着と好走しているので人気にもなりますし期待値としては非常に低いので私なら消しますね。3着には来る事が出来ても1着にはほぼ来れないからです。1着と3着では全然違います。なので私は単勝を1番薦めているのです。
有馬記念2013の考察
この年の1着は、オルフェーヴルでした。この馬は凱旋門賞(G1)からのローテーションだったので根幹距離の2400mから非根幹距離の2500mへの距離延長ショックになります。非常に珍しいローテーションで異端性がありますね。ただ、2012年も凱旋門賞(G1)に出走しているので海外から国内へのショックへの効果自体は期待できない状況です。この馬も父が強い相手向きのステイゴールド産駒ですね。ステイゴールド産駒を買っておけば良いように思えてしまうほどとにかく有馬記念と相性が良い血統ですね。この馬は有馬記念が秋3戦目で、フォワ賞(G2)を1番人気1着、凱旋門賞(G1)を1番人気2着と秋2戦ともに人気より走っていません。そして凱旋門賞(G1)から(海外帰りというのもありますが)、2ヵ月半間隔を空けてきたので蓄積疲労がそこまで無いです。1.6倍という圧倒的な人気を考慮するとレース自体を見送るか他の人気薄の馬の複勝狙いが良いと思いますね。
次に、2着ですがこの年の2着はウインバリアシオンでした。この馬は金鯱賞(G2)からのローテーションだったので根幹距離の2000mから非根幹距離の2500mへの距離延長ショックになります。この馬も強い相手に燃えるハーツクライ産駒です。この馬は有馬記念が秋2戦目と蓄積疲労の面でかなり有利でした。秋初戦の金鯱賞(G2)を+30キロで8番人気3着と好走したので反動がかなり心配なので馬体重は必ず絞れてこないといけない状況だったと思います。実際、-4キロと馬体重が絞れてきましたので格上げ戦・多頭数内枠と集中力が増して好走したという形だと思います。
最後に、3着ですがこの年の3着はゴールドシップでした。この馬は ジャパンC(G1)からのローテーションだったので根幹距離の2400mから非根幹距離の2500mへの距離延長ショックだったことになりますね。この年のゴールドシップは有馬記念が秋3戦目と2012年と同じでしたが、京都大賞典(G2)を1番人気5着、ジャパンC(G1)を2番人気15着と蓄積疲労は全くありませんがリズムを完全に崩していました。ただ、それでも3着に来た事から分かる事はコース適性が高くて蓄積疲労が無い場合は人気が無ければ要注意だということです。この年のゴールドシップは2番人気だったので期待値は低いので買わなくてもいいと思いますがこれが2桁人気ならかなり妙味あると思います。コース適性が高くて蓄積疲労が無い場合、これは要注意です。(大事な事なので繰り返しました笑)
有馬記念2014の考察
この年の1着は、ジェンティルドンナでした。この馬はジャパンC(G1)からのローテーションだったので根幹距離の2400mから非根幹距離の2500mへの距離延長ショックだったことになりますね。この馬は有馬記念が秋3戦目で、天皇賞(秋)(G1)を2番人気2着、ジャパンC(G1)を1番人気4着と秋2戦ともに人気よりは走っていません。特にジャパンC(G1)を1番人気4着と軽く凡走したのでストレスと疲労が薄れたのが非常に良かったと思います。天皇賞(秋)(G1)→ジャパンC(G1)と使って有馬記念に出走する馬はどちらかのレースで人気を裏切っているのが良くて出来れば直前のジャパンC(G1)を軽く凡走している形がベターだと思います。
次に、2着ですがこの年の2着はトゥザワールドでした。この馬は菊花賞(G1)からのローテーションだったので非根幹距離の3000mから非根幹距離の2500mへの距離短縮ショックになります。この馬は有馬記念が秋3戦目で、朝日セントライト記念(G2)を2番人気2着、菊花賞(G1)を2番人気16着と蓄積疲労が無いものの多少リズムを崩しています。これは2013年のゴールドシップのパターンと類似しています。この年の有馬記念のトゥザワールドの人気は単勝オッズ31.2倍の9番人気です。人気薄なのでコース適性の高さ(この馬の場合は中山競馬場が得意)と蓄積疲労の少なさから個人的には「買い」だと思います。
最後に、3着ですがこの年の3着は2013年同様、ゴールドシップでした。この馬は凱旋門賞(G1)からのローテーションだったので根幹距離の2400mから非根幹距離の2500mへの距離延長ショックになります。この馬は有馬記念が秋2戦目で、秋初戦の凱旋門賞(G1)を7番人気14着と凡走しているので蓄積疲労が全く無く今まで見てきたようにコース適性が高いので人気薄だったら期待値が高いのですがこの年のゴールドシップは1番人気なので期待値は高くないですが切るに切れない困った人気馬といったところでしょう。(私は買いませんけどね笑)
有馬記念2015の考察
この年の1着は、ゴールドアクターでした。この馬はアルゼンチン共和国杯(G2)からのローテーションだったので非根幹距離の2500mから非根幹距離の2500mへの同距離ショックになります。この馬は有馬記念は秋3戦目で、オクトーバーS(1600万下)を1番人気1着、アルゼンチン共和国杯(G2)を1番人気1着と秋に一度もG1を使っていないですし2戦のうち一つが条件戦、どちらのレースも1番人気1着と蓄積疲労が全くありません。しかも古馬混合G1が初と鮮度もあります。にも関わらず、単勝オッズ17.0倍の8番人気です。これは期待値が高いです。しかも中山競馬場での成績はこの時点で、(1,1,0,1)とコース適性が高いです。誰がどう見ても「買い」だと推察出来ますね。
次に、2着ですがこの年の2着はサウンズオブアースでした。この馬は、ジャパンC(G1)からのローテーションだったので根幹距離の2400mから非根幹距離の2500mへの距離延長ショックになります。この馬は有馬記念は秋3戦目で、京都大賞典(G2)を2番人気2着、ジャパンC(G1)を5番人気5着とどちらのレースも人気よりは走っていません。しかも直前のジャパンC(G1)を5番人気5着と軽く凡走している部類なのでジェンティルドンナに似ているかと思います。天皇賞(秋)(G1)を走っていない分、ジェンティルドンナよりもさらに蓄積疲労が少ないと考えられるかと思います。この馬も強い相手の混戦向きのネオユニヴァース産駒です。これは「買い」です。
最後に、3着ですがこの年の3着はキタサンブラックでした。この馬は菊花賞(G1)からのローテーションだったので非根幹距離の3000mから非根幹距離の2500mへの距離短縮ショックになります。この馬は有馬記念が秋3戦目、朝日セントライト記念(G2)を6番人気1着、菊花賞(G1)を5番人気1着といずれのレースも人気以上に走っていますのでストレス・蓄積疲労が心配ですが私はこの年は評価しました。ちなみにこの年はキタサンブラック→ゴールドアクター→サウンズオブアースの順に確か評価した記憶があります。ほぼ完璧に当てたので何となく覚えています。なぜ、評価したかというと初の古馬混合重賞と鮮度あるのも理由の一つなのですが菊花賞を見て一般的なブラックタイド産駒では無いと思ったからです。これはもしかしたら化け物かもしれないと思ったからです。その辺の事はこちらの質問コーナーを参照してください。結果は、やはりストレス・蓄積疲労にはキタサンブラックでも勝てず3着に敗れました。なので、やはり秋以降のレース(特に直前のレースがG1)で人気以上に走っているとストレス・疲労面で危ないと言えるでしょう。
ちなみにこの年の1番人気はゴールドシップでした。結果は8着でした。有馬記念が秋2戦目、そして秋初戦のジャパンカップを2番人気10着なので蓄積疲労は確かにないですがリズムが悪いですし大外枠で集中できない状態でした。前々走の宝塚記念も1番人気15着と明らかにリズムが悪かったです。蓄積疲労も大事ですが馬のリズムも当然大事なので、リズム・蓄積疲労の両方を良く見てください。
有馬記念2016の考察
この年の1着は、サトノダイヤモンドでした。この馬は菊花賞(G1)からのローテーションだったので非根幹距離の3000mから非根幹距離の2500mへの距離短縮ショックになります。私も週中の時点では人気にも関わらず、単勝期待値Aにしました。この馬は有馬記念が秋3戦目で、神戸新聞杯(G2)を1番人気1着、菊花賞(G1)を1番人気1着と蓄積疲労があまりなく、古馬混合重賞が初と鮮度抜群のディープインパクト産駒だったので人気でも評価しました。鮮度もある蓄積疲労もないとなったら切るに切れないです。それでも最終予想では人気の馬を単勝推奨馬にしたくなかったので得意の3番手評価にしました笑
次に、2着ですがこの年の2着はキタサンブラックでした。この馬はジャパンC(G1)からのローテーションだったので根幹距離の2400mから非根幹距離の2500mへの距離延長ショックになります。この馬は有馬記念が秋3戦目で、京都大賞典(G2)を1番人気1着、ジャパンC(G1)を1番人気1着と蓄積疲労があまりなく得意の中山競馬場なので切るに切れない人気馬といえるでしょう。実際、私もしぶしぶ5番手評価にしています。とにかく今まで見てきて分かると思いますが蓄積疲労が少なくコース適性が高いと人気でも逆らえないという事です。
最後に、3着ですがこの年の3着はゴールドアクターでした。この馬はジャパンC(G1)からのローテーションだったので根幹距離の2400mから非根幹距離の2500mへの距離延長ショックになります。この年のゴールドアクターは有馬記念が秋3戦目で、産経賞オールカマー(G2)を1番人気1着、ジャパンC(G1)を3番人気4着と人気よりは走っていませんのでそこまで蓄積疲労がありません。しかも直前のジャパンC(G1)を軽く凡走しているのはプラス材料です。そして、この馬も2015年の有馬記念の覇者であるようにコース適性が高いです。この馬も人気でも切りづらいです。私もしぶしぶ4番手評価にしました。つまり、去年は3番手評価→5番手評価→4番手評価で決まったということになります。レースを見て「おもんな!」って思わず叫んでしまいました笑
有馬記念2017の考察
この年の1着は、キタサンブラックでした。この馬はジャパンC(G1)からのローテーションだったので根幹距離の2400mから非根幹距離の2500mへの距離延長ショックになります。この馬は有馬記念が秋3戦目でした。天皇賞秋を1番人気1着、そしてジャパンカップは反動で1番人気3着と軽く凡走して有馬記念に挑みました。ジャパンカップを勝っていたらおそらく有馬記念は負けていたでしょう。ジャパンカップで1番人気3着と軽く凡走してストレス・疲労を軽減した事が非常に良かったと思います。とにかく有馬記念は蓄積疲労があると走れないレースです。
次に、2着ですがこの年の2着はクイーンズリングでした。この馬はエリザベス女王杯(G1)からのローテーションだったので非根幹距離の2200mから非根幹距離の2500mへの距離延長ショックになります。この馬は有馬記念が秋3戦目で、府中牝馬を3番人気4着、エリザベス女王杯を8番人気7着と蓄積疲労は確かに無いですがリズムがやや悪く距離も正直長いです。この馬の好走からは、蓄積疲労無く別路線で且つ、内枠で距離ロスを防げる穴馬は要注意と言えるでしょう。ただし、基本的にはいくら蓄積疲労が無いといえども狙いづらいと思います笑
最後に、3着ですがこの年の3着はシュヴァルグランでした。この馬はジャパンC(G1)からのローテーションだったので根幹距離の2400mから非根幹距離の2500mへの距離延長ショックになります。この馬は有馬記念が秋3戦目でした。ジャパンカップで理想とする条件で5番人気1着と激走した直後だったので3番人気3着と負けはしましたが非常に強い内容だったと思います。ジャパンカップの前走が天皇賞秋ではなく京都大賞典だった事、そしてそのレースで1番人気3着と軽く凡走しているので蓄積疲労がそこまで無かったのが非常に良かったと思います。とにかく有馬記念は蓄積疲労があると走れないレースです。
有馬記念2018の考察
この年の1着は、ブラストワンピースでした。私は4番手評価にしました。この馬は菊花賞(G1)からのローテーションだったので非根幹距離の3000mから非根幹距離の2500mへの距離短縮ショックになります。この馬は有馬記念が秋3戦目でした。G3の新潟記念を1番人気1着、菊花賞を1番人気4着ですから蓄積疲労が非常に少なく且つ、別路線組で異端性がありました。下記のまとめの②・③に該当する馬ですね。下位人気であればもっと評価するつもりでしたが上位人気だったのでこれくらいの評価にしました。とにかく有馬記念は蓄積疲労をチェックしてください。
次に、2着ですがこの年の2着はレイデオロでした。この馬は天皇賞(秋)(G1)からのローテーションだったので根幹距離の2000mから非根幹距離の2500mへの距離延長ショックになります。この馬も有馬記念が秋3戦目で、産経賞オールカマーを1番人気1着、天皇賞(秋)を2番人気1着と蓄積疲労が少なかったので仕方なく対抗に挙げて実際、当日はこの馬を軸に馬連3点買いで的中しました。天皇賞(秋)を圧勝してジャパンカップをパスされてしまっては蓄積疲労が無いので消すに消せない人気馬となりました。
最後に、3着ですがこの年の3着はシュヴァルグランでした。2年連続の3着ですね。この馬はジャパンC(G1)からのローテーションだったので根幹距離の2400mから非根幹距離の2500mへの距離延長ショックになります。この馬は有馬記念が秋3戦目でした。京都大賞典を先行して1番人気4着、ジャパンCを前目で競馬して5番人気4着とこの馬も蓄積疲労は少なかったです。ただし、この馬が苦手とする外枠では集中しづらくちょっと難しいかなって思ったので私は印を打ちませんでした。やっぱり有馬記念は蓄積疲労が無い馬が本当に好走します。
有馬記念2019の考察
この年の1着は、リスグラシューでした。この馬はコックスプレート(G1)からのローテーションだったので非根幹距離の2040mから非根幹距離の2500mへの距離延長ショックになります。この馬は有馬記念が秋2戦目でした。蓄積疲労が少なく且つ、別路線組で異端性がありました。人気と海外帰りで私は評価しませんでしたが蓄積疲労少なく別路線組はやはり評価すべきです。
次に、2着ですがこの年の2着はサートゥルナーリアでした。この馬は天皇賞(秋)(G1)からのローテーションだったので根幹距離の2000mから非根幹距離の2500mへの距離延長ショックになります。この馬は、有馬記念が秋3戦目ですが、神戸新聞杯(G2)が圧勝で天皇賞(秋)(G1)が先行して凡走なので蓄積疲労が少ないです。なので私もそこそこ評価しました。とにかく有馬記念は蓄積疲労がポイントなので前走軽く凡走している馬が良いです。
最後に、3着ですがこの年の3着はワールドプレミアでした。この馬は菊花賞(G1)からのローテーションだったので非根幹距離の3000mから非根幹距離の2500mへの距離短縮ショックだったことになりますね。この馬は有馬記念が秋3戦目でした。距離短縮で且つ異端性がある菊花賞組はやはり面白いです。要注意です。
ちなみにこの年の1番人気はアーモンドアイでした。結果は9着でした。天皇賞(秋)(G1)を圧勝してジャパンカップは走っていないので蓄積疲労が少なく消せる材料は少なかったですが荒れた馬場にかなり苦しんでいたようにスピードを殺される馬場はむかなかったんでしょうね。
有馬記念の狙い目の馬は?
過去8年の結果から分かる事は、
①大事な事なのでまず初めに言っておきますが有馬記念のテーマは「蓄積疲労との戦い」である事を念頭に置く事。
②秋以降の戦歴をしっかり見て条件戦やG3・G2しか使っていない馬、もしくはG1を使っているなら人気を裏切って蓄積疲労が少なくコース適性が高い馬は人気薄なら要注意。人気馬なら切るに切れない人気馬ということになる。
③見てもらえば分かりますがほとんどの馬が距離延長ショックになるので、同距離ショックや距離短縮ショックになる菊花賞組は異端性がある(同路線ストレスが少ない)ので優位性がある。
④エリザベス女王杯から来る馬は異端性があって蓄積疲労も無いので人気薄なら非常に怖い。クイーンズリングもそうですが2015年のマリアライトも12番人気4着だったように紐で警戒した方がいい。牡馬相手だからと変な常識に捉われないように。
⑤古馬3冠(天皇賞秋・ジャパンカップ・有馬記念)、すべてのレースを人気以上に好走するのは至難の業である。
有馬記念の狙い目の馬は非常にシンプルです。とにかくローテーションを見てG1を使っていない馬やG1を使っているけど凡走して蓄積疲労が少ない人気薄の馬を探し、あとはコース適性を見て悪くないようであれば狙い打てばいいだけです。人気無いのであればコース適性はそこまで気にしなくても良いです。実際、2015年のサウンズオブアースはこの時点で中山コースは日経賞(G2)を走っただけで1番人気4着と負けています。(ただ、このときの日経賞は強い相手向きのサウンズオブアースが少頭数のレースで1番人気だったので凡走して当然だったのですが)
以上、長々と書きましたが有馬記念の狙い目の馬を調べてみました。今年、これらの条件に合う馬で面白そうな馬は自分で探してみてください。[最強]競馬ブログランキングの1位を目指しております。ランキングへのご協力宜しくお願いします。
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